2010年9月6日月曜日

日産のハイパーミニに対抗するのが、1998年に登場した、トヨタのEVコミューター「e-com」です。こちらはニッケル水素バッテリーを搭載したFWD(ハイパーミニはRWD)。いまでも東京のトヨタの大規模施設「MEGAWEB」で試乗可能です。こちらは性能的にはトガッタところのない、見た目どおりのEVの特徴である静粛性の高さとスムーズな走りの印象が残っています。いまや、トヨタといえばハイブリッドですが、シティコミューターとしてEVが果たすであろう役割を彼らが認識していないはずもありません。プリウスが登場したのが1998年ですから、ほぼ同時期から実証実験を始め、2006年まで実施していたというのですから、トヨタはEVに対して無頓着ではなかったのです。デザインなどは今見ても「カワイイ」としか表現しようのないキュートな出来映え。現在のシティカー、そういえばタタのナノや新型ニッサン・マーチに通ずるものがあるといえば、ちょっと褒めすぎでしょうか?

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